3回に1回成約する破格の好成績と信頼感。ミツモアでの勝機は早い返信と要望に添った撮影事例を見せるのがポイント
「あなたにぴったりのプロを見つけよう」をモットーにしているミツモアには、多くの個性的なプロカメラマンが登録してくださっています。その中でも、激戦区の東京エリアにおいて3件に1件という成約率を誇るカメラマンがいらっしゃいます。ミツモアは5人まで見積りを出せるので、取材時で1/3の成約率は驚異的! 高い成約率の秘訣を知りたくて取材をさせていただきました。
快く取材を受けてくださったのはカメラマン・岩切卓士さん。スラリとした体格にTシャツがよく似合う、とても笑顔が印象的な方です。
岩切さんのHPを見るとわかりますが、企業広告や雑誌など、これまで数々のすばらしい仕事をなさってきており、ご自身の写真集や展覧会、そして世界的な写真コンクールの受賞歴もある経験豊富なプロカメラマンです。
チャットで商談が進められるので過去のやりとりを簡単に見ることができてとてもスムーズ
目次
最初は歯科クリニック。様々な企業クライアントから依頼されています
Qそもそも岩切カメラマンとミツモアとの接点はいつ?どこで?なのでしょうか…。
―実は、他の同じようなサイトにもすでに登録していました。ここ2~3年のことですね。紙媒体を中心に仕事をしていたのですが、雑誌や本が売れない時代に発注が少なくなってきたのがきっかけです。ミツモアに登録したのは、4か月ほど前でしょうか。“登録しませんか?”というメールでの案内がきたので早々に登録しました」と岩切さん。
Q なるほど、すでに複数のサービスの利用者なのですね。それでは、ミツモアを使ってみていかがですか?
―とても使いやすいです。見積もりを出すのが5名までというところが最大のメリット。他のサイトでは、1つの案件に見積もりを出しても、非常にたくさんの競合相手がいますからね。逆に、タイミングが悪いと5名内に間に合わないというのがデメリットでもあります。後でいいか、は厳禁です。今の時代は、スピード感が大切なのだと身に沁みています。一番最初のミツモアでの案件は、歯科クリニックでした。その後、インタビュー撮影、飲食店撮影、企業の社員撮影、塾の撮影とミツモアで出会った色々なクライアントと撮影ができています。
顔や声がわからない分、お客様へのメッセージは自分ができることが具体的に伝わるようにしています
Q ミツモアの最大の特徴といっていいのが、手数料が売上に対してではなく見積もりに対して発生するところです。岩切さんは見積もりをどのように設定しているのでしょう。ここらあたりが、成約率の高さにつながっているのでしょうか?
―見積もりの設定に苦労されているのはたぶん、どのカメラマンも同じだと思いますが、相変わらずむずかしいですね。ミツモアさんの場合、ずばり金額を入れるのではなく、○○円~○○円と、ある程度幅があるのはいいと思います。また、見積もりを出した後ですが、システムの表示で自分の見積もりが5人の中で、高いのか低いのかが分かるので、次回の判断に使わせてもらっています。ただし、見積もりは安ければいいというものではなく、お客様側の事情も含めて決まっていくので、これは経験でクリアしていくしかないと思っています(笑)。
最後は人対人。だからメッセージに心配りする
岩切さんがミツモアを使ってみて、「これはいい」と思ったのは、チャット形式で、お客様と商談が進められる所だそうです。過去にどんなやりとりをしたか簡単に見ることができるので、とてもスムーズに進められたそうです。
じつは、岩切さんは最初にお客さまに送るメッセージは気を配り、ちょっとした工夫をしているそうです。
Q ミツモアでの応募メッセージで工夫していることがあれば教えてください。
-僕がどんな作品を撮っているのかはHPを見ればわかりますが、より案件の写真をイメージできるような画像を添付して送っています。
あとは忙しい時でも、ていねいなメールを心掛けています。僕はメールから相手の人柄が見える、と思っています。それに、入口はミツモアのようなウェブのプラットフォームサービスであっても、最後は、人対人で仕事をすることになりますからね。
Q ところで、偶然岩切さんに仕事を発注された利用者さんのお話しを聞くことができました。なぜ、岩切さんを選んだのかお尋ねしてみると。
「岩切さんを選んだのは見積もりが一番安かったからではありません。むしろ、5名のうち、高いほうから二番目ぐらいだったかな。選んだ理由は第一にHPの作品です。人物写真を頼みたかったので、HPでも人の撮り方を気にして見てみました。すると、クォリティは言うまでもなく、写真そのものに愛情があるというか、とても優しい感じで気に入りました。第二に、メールの文面です。この人となら仕事をしてもいいな、と思わせる誠実な対応でした。やはり心くばりがある方と仕事をしたいですからね」とのこと。なるほど、メールに注力するのは、懸命なやり方のようです。
Q もし可能なら岩切さんに具体的なメールの内容を教えてもらうと、たとえば、取材で人物を撮ってほしいという案件なら…。
―コツは具体的に自分はどういうことができるかを書くことです。たとえば‥、
「はじめましてカメラマンの岩切と申します。…省略…今回の案件は、ポートレートということですが、私の得意分野で人物の表情を自然体で撮るのが得意です。撮影枚数には上限を設けておりません。 また、撮影中でも新たなカットやご提案がございましたら、ご遠慮なく伝えて頂きましたらご相談しながら撮影させて頂きます」
あとは、枚数制限はしないほうがいいと思います。そして、具体的に、相手がイメージできるような言葉で、自分のPRをすることでしょうか。
“人間を撮る”がライフワーク。いつまでも好奇心を持ち続けたいからね
Q さて、岩切さんのHPの話しがでましたが、HPのブラッシュアップなどはしているのでしょうか?
―忙しくて、しょっちゅうは無理ですね。このインタビューの直近では、夏に行った南阿蘇村の笑顔の写真は、アップさせていただきました。これは、熊本地震の被害にあわれた方の復興支援プロジェクトの一環で、プロの写真家が地元の人の笑顔を撮るという企画。やはり、僕は人を撮るのが大好きですからね。
岩切さんのカメラマンの師匠である加納典明さんは、過激なヌード表現で世間を賑わせた方。「僕は師匠とは真逆をやってやろうと」と思いたち、写真集「笠智衆」を出したそうです。俳優の笠智衆さんの元へ10年間通い、頼みこんで撮影にこぎつけた作品集だそうです。そして、次に選んだテーマは「料理人」。これは、さまざまな料理人に特化した異色の写真展。47人の料理人が、あえて同じスタイルで撮影されています。「撮影は大変だったけれど、楽しかったですよ。料理人って独特の世界を持っているんですよ。職人のまなざしっていうのかな。それを追いかけたくてテーマに選んだんです」と笑う。現在、次のテーマを、日々、模索中だそうです。
“仕事以外の写真”をいかに撮影しているかが大切
Q インタビューの最後に、表現者として心がけていることをアドバイスいただけますか?
―フォトグラファーは、自分の個性を表現できる“仕事以外の写真”をいかに撮影しているかが非常に大切な事です。表現者として何を被写体と思い、どう表現しているかを見る側に伝えることが大事だと思います。広告写真においても、アートディレクターは仕事の写真よりそのフォトグラファーが普段撮影している写真を見て判断しています。
岩切さんは、写真嫌いの取材者でさえ思わず写真を撮ってほしくなるような不思議な魅力にあふれた方でした。
アナログからデジタルになり写真の性能は変わっても、写真を撮影するスタイルは変わらないはず、と言う岩切さん。いざレンズを覗くと、その柔和な表情が一瞬にして鋭い“写真家”の顔つきになります。プロのリアルな凄さを実感できた、何とも幸せな時間でした。
岩切さん、インタビューへのご協力をありがとうございました。
ミツモアは、プロの皆さまと、そのワザを求めているお客様を結ぶお手伝いをいたします。スキルを持つ事業者のみなさまと一緒に成長していきたいと思っておりますので、ぜひ、ご登録のご検討をいただければ幸いです。
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