2019/08/05
笠谷和也 - 大阪府大阪市此花区
自然な魅力を引き出す 人物写真専門カメラマン。プロカメラマンとしての通算経験年数は12年以上。撮影メニューはプロフィール写真、ホームページ用イメージ写真、サロン・仕事場風景、セミナー風景、コンサート ご家族揃っての記念撮影、お子さまとの親子愛情写真、お宮参り、七五三、結婚式、ペットとの写真等。気さくな人柄と確かなクオリティでミツモアでも高評価を得ている。
自然な魅力を引き出す 人物写真専門カメラマン。プロカメラマンとしての通算経験年数は12年以上。撮影メニューはプロフィール写真、ホームページ用イメージ写真、サロン・仕事場風景、セミナー風景、コンサート ご家族揃っての記念撮影、お子さまとの親子愛情写真、お宮参り、七五三、結婚式、ペットとの写真等。気さくな人柄と確かなクオリティでミツモアでも高評価を得ている。

今回インタビューにご協力いただいたのは、神戸の人物撮影カメラマンの笠谷和也さんです。

お父様の影響でカメラを始めた笠谷カメラマン。中学・高校では写真部に所属し、高校在学中にはモデル撮影会の写真が朝日新聞社賞を受賞する腕前でした。

東京の写真専門学校でカメラを学び、プロカメラマンの道へ進みます。

テレビドラマや情報番組等の宣伝用の写真や、タレント・芸能人のポートレート写真の撮影を担当していました。

そんな笠谷カメラマンですが、独立したのち、営業の壁にぶつかり一度はカメラを置くこととなります。

プロカメラマン歴11年の間には様々な紆余曲折があり、今はミツモアに登録してカメラマンとして再び活動しています。どのような思いでカメラを構えているのか、おうかがいしました。

ミツモアを営業ツールに使うことで営業の壁は越えられます

インターネットの普及がもう一度カメラを構えるきっかけに

長年、テレビドラマや情報番組、歌番組等の宣伝用写真及び記録写真、出演タレントさんのポートレート写真等の撮影を担当して取得した技が光る

Q 笠谷さんがもう一度カメラを構えようと思ったきっかけはあるのでしょうか?

―きっかけというか、またやってみようと思ったのはFacebookが始まりでした。カメラ仲間がFacebookやホームページなどインターネットでの集客を成功させているのを知って、その手があったかと。

Q インターネットがない頃の営業は個人の集客力に限界がありますものね。ミツモアもそのインターネット集客方法の一つとしてご利用いただいているということですね。

―はい、ミツモアのようなインターネット営業ツールを利用することで営業の壁は越えられますし、子育ても落ち着いたので、またカメラマンとして動き出そうと思いました。

Q ミツモアのプロフィールページにある写真、特に一般の方のプロフィール写真を拝見していると、皆さんすごく自然な笑顔で撮られています。

―はい、ああいう自然な笑顔を引き出せた写真は、本当に会話をしながら撮影しています。プロフィール写真やお店の方の写真ですと、臨場感のようなものが大切になってきますから。実際にどういうお人柄なのかは、動いている時の表情が一番伝わりますからね。

人の可能性を広げたい!撮影で引き出される自信と笑顔

撮影中の会話を通じて撮影者を和ませ、時間が経つにつれてふと見せる自信に満ちた笑顔を捉える

Q 笠谷さんは人物撮影を得意とされていますが、笠谷さんの思う人物撮影の楽しさを教えていただけますか?

―自分の魅力を分かっていない方がとても多いんですよね。とても素敵な方なのに、いまいち自己評価が低い。そんな人が、撮影が進むにつれて「あ、自分はこんな顔もできるんだ」「こういう一面もあるんだ」とドンドン自信を付けていく。そんなところが、人物撮影の楽しさでやり甲斐です。

Q 本人も知らなかった魅力を引き出す写真撮影のコツは何ですか?

―コミュニケーションに尽きますね。緊張感って伝染してしまうものなので、まずはこちらがリラックスをして、余裕をもって被写体に向かいます。そうして、撮った写真を見て色々と話しながらポージングを変えたり表情を変えたりして、いい写真を撮っていきます。その点はカメラから離れて接客業をしていた頃の経験が生きていますね。

Q カメラマンとしてのスキルだけでなく、様々な経験をしたことが作風に投影されているんですね。笠谷さんは、普段どんな依頼を多いいただいているのでしょう?

―家族写真が多いですね。七五三やお宮参りや、子供との写真を撮っておこうと思う親御さんはたくさんいらっしゃいます。

Q 家族写真を撮ろうと思ったきっかけなどがあれば教えてください。

―僕の母が亡くなったときに、写真を整理したんです。その時に僕が赤ちゃんの頃の写真を見つけまして。その時の母の表情が非常に良かったんです。それが家族写真を撮ろうと思ったきっかけです。

よい表情を捉えるコツはコミュニケーション。その人らしさをつかむ

笠谷さんご自身が母親を亡くされた後に、家族写真の大切さに気付いたという。それ以来、七五三やお宮参りといった家族写真のオーダーにも積極的に応えている

Q 家族写真以外にも、プロフィール写真やお店の方の写真なども撮影されていますよね。

―そうですね。今はインターネットでの信頼度向上のためにプロフィール写真を撮影される方がたくさんいます。

Q なるほど。家族撮影とプロフィール撮影では意識することは違いますか?

―いえ、いつでも基本はコミュニケーションです。良い人物写真を撮るには、その人に心を開いてもらわないと始まりませんから。

Q 最後に、笠谷さんのカメラマンとしての強みをPRしていただけますか?

―僕の強みは打ち解けやすい性格にあると思います。人物撮影を行う者として、何よりも会話と、撮影される方との関わりを大切に思っています。そうして、ご本人が気付いていない本当の魅力を引き出して、自信を持ってもらえるような写真が撮影できれば最高です。

インタビューを通して、笠谷カメラマンの気さくなお人柄と話しやすい雰囲気が伝わり、こちらもドンドン質問を重ねてしまいました。

そのお人柄の裏には、人物撮影に対する熱い想いを持っていらっしゃいます。

「自分の魅力を分かっていない人が、写真を通して自信をもってくれる様子が人物撮影の楽しさだ」と語っている時には、本当に熱量を感じました。

テレビや芸能関係の撮影を行ってきた腕と話術で、現在はたくさんのご家族を撮影する笠谷カメラマン。

もちろん、プロとしての技術力の高さに裏打ちされてのことですが、人々の自然な表情を映し出すコツは、笠谷カメラマン自身のお人柄と家族写真と向き合う真摯な姿勢があってこそなのでしょう。

笠谷カメラマン、お忙しい中インタビューにご協力くださり、ありがとうございました。