ミツモアに登録したのはもっとたくさんの人に気負わずプロに撮影依頼をして欲しかったから
今回インタビューにご協力いただいたのは、大阪府大阪市旭区で活動する、従二写真事務所の従二(じゅうに)隆カメラマンです。
柔和なお人柄と幅広い提案力が好評な従二カメラマンに、お話をうかがいました。
主役は依頼者。コンプレックスを避け一番よい表情の写真をお渡しします
目次
リラックスした時に見せる良い表情を写真に収める
Q ミツモア内ではプロフィール撮影でもうれしい口コミが届いていますね。
―はい、僕のページでも写真を掲載していますが、人物撮影も承っています。
Q 芸能人やモデルさんはもちろんですが、お店の方の写真もいい笑顔だなと思いながら拝見していました。一般の方の写真を撮るときはどんな風に撮影を進めるのですか?
―基本は、はじめに5分~10分撮影を行います。そこで1度雑談を挟みます。これはあまり時間を気にせず、しばらくお話しします。
Q 雑談というと、話す内容は本当に何でも良いのですか?
―はい。その雑談の時に、リラックスしている時の表情や、本人が表に出さないコンプレックスなどを見ていますね。
Q 無意識のコンプレックスですか。
―自分からコンプレックスを申告してくる方って少ないんですよね。例えば歯並びを気にされている方がいるとすると、つい笑う時に口元に手を持って行ったり、歯を見せて笑わなかったり、そういった些細なところを見て、ご本人が気になるところはなるべく避けて、リラックスしている時に見せてくださった良い表情を写真に収めるようと思っています。
Q そこまで見て撮影していただけるとうれしいですね!
―いつも心がけてることは、主役は依頼者の方々ですから、出来上がった写真を心地よく見てもらいたいんです。それはどんな撮影でも共通しています。
従二カメラマンの撮影が好評な理由は、一人ひとりに寄り添いながら優れた観察眼で的確に被写体のニーズをつかむ力にあるようです。
そんなベテランカメラマンの従二さんの成功の秘訣をひも解くために、キャリアのルーツもおうかがいしました。
カメラ体験の始まりは電車の撮影
Q カメラとの出会いを教えてください。
―出会いですか。そうだなあ…、学生の頃に友達と電車を撮りに行ったのが始まりですね。
Q 今は携帯やデジカメが身近ですが、当時はどんなカメラを使っていたんですか?
―ポケットカメラという、当時は結構高価だったカメラを親戚にもらったんですよ。
Q そこからカメラに没頭していかれたんですね?
―そう言われるとカッコいいですが、カメラしかなかったと言いますか(笑)。
Q そのまま真っすぐカメラマンへの道を歩まれたのでしょうか?
―はい。高校を卒業して、写真の専門学校へ行き、住宅メーカーのインテリア撮影をメインにしているスタジオに就職して、今に至ります。
大手インテリア資材メーカーも認める25年のキャリア
Q ミツモア以外ではどんな撮影依頼が多く寄せられますか?
―若い頃のスタジオ経験を活かして、やはりインテリア撮影が多数です。
Q お部屋に出向いての撮影なのですか?
―いえ、僕の場合はスタジオに大工さん達がきて、部屋を作っていきますね。クロスやカーテンの撮影が多くて、組んでもらったものに対して僕がライティングなどを施して撮影していきます。
Q クロスやカーテンなんかはそれだけでお部屋のイメージがバシッと決まる物ですよね。素敵に見せるには色彩のセンスが求められますよね。
―そうかも知れません。色彩もですし、部屋のテーマなんかも撮影の時に気にするところですね。モダンであったりシックであったり、先方が求める雰囲気をいかにセンスよく表現していくかを考えています。
Q かなり感覚的な、職人さんの域ですね!?
―歴が長いですから(笑)サンゲツさんのカーテンを20年ほど撮影してます。
Q 20年もリピート依頼が来るということは、間違いない腕前ということですね。
―ありがたいことです。
そんなインテリア撮影に定評がある従二カメラマンですが、人物撮影でも高評価を得ています。
幅広いジャンルの撮影で結果を出す力は、長年のキャリアだけではないはず。
その秘密はどこにあるのか、おうかがいしました。
お世話になった方々への恩返しの思いを込めて、家族の思い出を撮影していきたい
Q 今後の展望やチャレンジしたいことなどありましたら教えてください。
―お世話になった方々や、自分の家族に対してもそうですが、恩返しの気持ちを込めて家族写真の撮影を行いたいと思っています。
Q そう思うに至った経緯はどういったものだったのでしょうか?
―あるご家族からの依頼が心に残っています。寝たきりになったおばあちゃんと、家族みんなで記念写真が撮りたいという依頼をいただいたんです。僕はもう、せっかく僕に依頼してくれたんだから!と張り切って本格的な機材を持って依頼者さんのお宅へ行って、最高の1枚を撮影しました。
Q お家での撮影でスタジオ撮影のような設備を?
―はい、プロとして出来ることを精一杯やろうと思いました。そして、すごく喜んでもらえたんです。家族との時間を残すことに一役買うことに意義を感じました。そして、これからはそういった撮影機会を増やしていこうと思い立ったんです。
そうお話してくださった従二カメラマン。一番最初のご本人の写真は「何の変哲もない家で撮った写真」です。ご本人の画像を載せたいとお願いした私におっしゃったのは「いかにもカメラマンっぽい写真じゃなくて、飾らない普通の写真にさせてほしい」というご要望でした。
もっとたくさんの人に、気負わずに撮影依頼をして欲しい。そんな従二カメラマンの思いが伝る1枚です。
お忙しい中、インタビューへのご協力本当にありがとうございました。
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