2019/11/20
ドラゴンプレス株式会社 - 宮城県仙台市
宮城県仙台市でビックママスタジオを経営。撮影経験は豊富でアラバキロックフェス公式カメラマン、電通博報堂や仙台三越三井のリハウスその他多数の実績がある。得意ジャンルは結婚式やプロフィール等の人物写真。料理、建築、ドローン撮影などの分野にも豊富なスキルを持つ。
宮城県仙台市でビックママスタジオを経営。撮影経験は豊富でアラバキロックフェス公式カメラマン、電通博報堂や仙台三越三井のリハウスその他多数の実績がある。得意ジャンルは結婚式やプロフィール等の人物写真。料理、建築、ドローン撮影などの分野にも豊富なスキルを持つ。

成約率は20%に迫る勢いで、口コミ数も多く、しかも平均4.9と高いスコアの沼田孝彦カメラマン。仙台でスタジオを経営しながらミツモアを使いこなしているプロです。ミツモアに登録してから工夫を重ね、マーケティングのセンスも磨いてきたという沼田さんに、その独自ノウハウを詳しくお聞きしました。

ミツモアの素晴らしい点は個人事業主や小さな企業で仕事をしているプロの悩みを理解しているところです

営業の方法に迷っていた時、ミツモアが解決の糸口になった

人物撮影が得意で、活き活きとした表情を捉える写真が好評。

Q ミツモアに登録されたきっかけを教えてください。

- 2017年だったと思いますが、ミツモアから連絡があり登録を勧められました。それまでミツモアの名前も評判についても聞いたことがなく、どんなシステムなのか使い方もよく知らないような状態でした。

Q それでも登録された理由は何でしょうか?

- 私自身カメラマンとしてのキャリアは20年以上ありまして雑誌社や企業から依頼を受けて現場へ行って撮影する、というスタイルで長年仕事をしてきました。ただ、いつかは自分のスタジオを持ちたい、という夢があったのです。3年程前にやっとその夢がかなって仙台でスタジオを開設したのですが、それまでの仕事の仕方とは違うため自分の持ち味をどう活かせばいいのか、特に営業の方法に迷っていたんですね。

例えばスタジオで週末に予約が入れば、結婚式に出かけて撮影する仕事は当然ながらできません。スタジオ内の撮影と外での撮影の仕事の両立をどうしたらいいのか思案していた時、たまたまミツモアさんからお誘いをいただきました。webを介しての新しい営業方法ということでトライしてみようかという気持ちになりました。

依頼者のお困まり事に「こんなお手伝いもできます」と提案していくことも大切なポイント

アラバキロックフェス公式カメラマンも担当するなど経験豊富。

Q ミツモアに登録した前と後ではどんな変化がありましたか?

- 最初は手探り状態で始めたので、見積もりの依頼に対してもあまり深く考えず何となく返していたんです。そのため今ほど成約はできませんでした。そのうち、自分はなぜ成約できないのか、と考えるようになって初めてマーケティングの勉強が必要だなと。それからだんだんに結果が出せるようになりました。

Q 今では沼田さんの成約率はトップクラスですが、どのような変化が成約につながっていったのでしょうか?

- 見えてきたのは、自分の提案の仕方に課題がある、ということでした。訴求力が弱いから成約に至らないんだ、と。それからは返信を工夫するようになりましたね。
例えば、入口はリーズナブルな金額を提示して、やりとりをしながら相手のご意向やニーズを理解していく。依頼者が困っていることに対して「こうした解決の仕方がありますよ」「こんなお手伝いもできます」と提案していくことも大切なポイントだということを学びました。

依頼者の「初めてでわからない」に寄り添い、解決策を具体的に提示することが成功の鍵

限られた予算・時間内で結婚式の撮影をして欲しい、という数々の依頼に応える。

Q つまり、依頼者の立場になって提案していく、ということですね。

- ええ、ミツモアで依頼してくる人って困っている方なんですよ。ニーズを抱えている人が、必死に検索しているわけです。たとえば結婚式場を介さずに限られた予算と時間内で撮影をしてくれるプロを探したい。しかし、それまでカメラマンを使った経験がないため、何をどこへどう頼んでいいのかよくわからず困っていらっしゃるわけです。その「わからない」に丁寧に寄り添って、解決策を具体的に提示することがポイントだと思います。

結婚記念にスタジオ撮影をしたい、とご依頼があったとして、じつは写真データのお渡しだけでなく会場で流す生い立ちの紹介ビデオやエンドロール、アルバムもできれば欲しい、というニーズが見えてくることもあります。それなら全部をパッケージにして価格も抑え目にできますよ、とご提案してみたり。つまり、依頼する方も、何となくこの価格かなと予算を提示していることが多いんですね。そこはプロの立場から価格の相場をお伝えしつつ、私だったらこれぐらいのサービスをこの価格でできますよ、とお互いの了解点を見つけ出し提案していく感じです。

Q 今、ミツモアからの案件と他のお仕事との比率はどんな感じでしょうか?

- 全体の仕事の中でミツモアからの案件が3~4割に増えてきました。毎日見積もり依頼が来るので、それをチェックすることが日課になっています。
「スタジオ撮影」というと結婚式や七五三、家族のお正月写真など記念写真のイメージが強いかもしれませんが、私はそれだけでなくいろいろなご提案をしています。例えばビジネスに使うプロフィール写真、マッチングサイトやお見合いのプロフィール写真の撮影もスタジオを使って気軽に撮影できます、必要に応じてヘアメイクも付けることができますよ、と。仙台にはなかなかそうしたサービスを提供するスタジオが少ないこともあってか、おかげさまで成約数がとても伸びてきています。

知り合いのカメラマンにミツモアを勧める理由

スタジオを使いながら柔軟な家族写真やプロフィール写真を撮影。

Q 速度感も意識されている?

- 今の時代、そこは重要ですね。自分なりの定型文を数種類作っておいて、それを使いながら相手に合わせて定型文をアレンジし、スピード感をもって返信します。また、ここはもっとこういう文章の方がいいなとか、ちょっと言葉を書き添えた方がいいといった気付きや改善点は逐次修正していきます。

Q 沼田さんに撮影してもらった方からの口コミが多く、しかも4.9と高いスコアです。

- ありがたいことですね。そもそも個人事業主の営業というものは、自分の得意分野への展開も視野に入れつつ、プロとしてできる仕事をきちんとPRしていくことだと思っていますので、マーケティング的なセンスがとても大切になるんですね。そのあたりもミツモアを介して学んできました。

Q 今ミツモアの他にも、撮影の仕事を紹介するサイト等を活用されているでしょうか?

- ミツモアだけに絞っています。他のマッチングサイトは成約した金額の2~3割が手数料の支払いに消えてしまい割に合わないため、今は使っていません。知り合いのカメラマンで、「仕事が減って困っている」という人がいると「ミツモアを使ってみたら面白いよ」と勧めていますよ。

ミツモアは個人事業主の営業の悩みを理解している

友達のカメラマンにもミツモアを推奨する理由は、「個人事業主の営業にとって大切なツールだと思うから」。

Q ありがとうございます。そこまで積極的に推薦していただける理由は何でしょうか?

- もちろん手数料の安さも魅力ですが、 他の紹介サイトは依頼者の個人情報を提供してもらってはいけないとか、一回ずつ仕事を完結させないといけないとか、決められた仕事以外ができない仕組みで厳密に管理されてしまうでしょう? しかし私としては、自分の裁量でいかに仕事を広げていくことができるのか、という点こそ個人事業主のビジネスの工夫のしどころであり面白さだと思います。その意味で、ミツモアは一番使い勝手が良い、と感じています。

Q ミツモアは見積もりを出す段階のみ手数料が発生し、あとは自由に進めていただくというシステムに特色がありますが、そのあたりが使いやすい、と?

- そう感じますね。せっかく一度出会ったお客様ですから、ニーズがあればその後もやりとりが続いて、互いに対等な関係で信頼感によって仕事が拡大していく、ということが理想的だと思います。その意味でミツモアは個人事業主の営業にとても役立つツールですね。何といっても、個人や小さな企業で仕事をしているプロの立場を理解しているところが、ミツモアの素晴らしい点だと思います。

広告が効かない時代。ミツモアは消費者サイドも変化に対応した集客システム

- ただ、中には「最初の見積もりを出す段階で課金されるのはリスクだ」と感じるプロもいますよ。仕事になるかわからない段階で費用が発生するのを避けたい、という気持ちもわからなくはない。でも、広告について考えてみれば、出したからといって効果があがるかどうかわからないですよね。お金をかけている割には誰に訴えているのかはっきりしないという疑問もあります。

同時に、消費者サイドも変化してきています。今の時代、広告ってちょっと邪魔なものに見えてきている側面がある。たとえば検索画面にリスティング広告とか入ってくるとうるさく感じてしまう人もいるでしょうし、テレビのCMもスキップしてしまったりする方もいるでしょう? 今は、自分が必要な時に自分から探す、というスタイルがフィットしているし、その意味でミツモアのシステムは時代にあっていると思いますよ。

Q ミツモアを使うことでお客様の層にも変化がありましたか?

- ええ、個人の方から企業、中には国立大学法人様からのご依頼もいただき、おかげさまで仕事の幅が広がりました。

沼田カメラマンのお話から、仙台という地方都市でミツモアを最大限使いこなしているプロの仕事の様子が活き活きと伝わってきました。首都圏だけでなく、各地域にあるニーズとそこにいるプロとを引き合わせていくこともミツモアの願いです。沼田さんのようにミツモアを使いこなしてくれるプロの登録をお待ちしています。